最近の状況

心室中隔欠損症と肺動脈弁狭窄症

すーちゃんはすくすく大きくなっている。甲状腺ホルモンを補充され、調整されてこれであとは大丈夫かなーなんて思っていた。たまにSpO2が下がって呼吸状態が悪くなり、苦しそうにしていることもあるが、概ね問題なさそうにすやすや寝ている。細い腕で自分の身体を持ち上げて体勢を変えたりする。この頃になると少しずつすーちゃんの身体に触れてもよくなり、触れていると落ち着くらしかった。

 

 

すーちゃんの主治医がまた面談の時間を調整したいとのこと、今回も甲状腺ホルモンの調整のお話かなと思っていた。順調に大きくなっているから大丈夫でしょ!と思っていたのだが・・当然、主治医との面談と聞くと心配になる。担当看護師さんに面談の理由を探ってみるが教えてはくれない。説明は主治医からと、それはそうだよねと思いながら、でも緊急ならば即日もしくは翌日とかに面談をするはず。この面談の日程に猶予があるのは緊急ではないこと、さらに順調に体重が増えていることを考えれば大丈夫なはずと言い聞かせていた。

主治医との面談の内容は心雑音があり、心臓超音波検査の結果の説明だった。 まず心室中隔欠損症のお話。心臓は 左と右の部屋からなるが、その部屋に穴があいており血流が逆流している、とてもとても軽度に。とても小さい穴だから自然に塞がる可能性があるし、あまりに軽微なため問題ないようだ。 ほっとしたところに、実はもう一つあると・・肺動脈弁狭窄症。心臓から肺にいく血管の弁が狭く血流の通りが悪くなっているとのこと、ただこれも症状は軽度だから手術しなくてもよく、経過観察で良いとのことだった。

 

結局のところ、心臓に雑音はあるが心臓の機能は大丈夫ということだった。やっぱり主治医からの呼び出しは心配になったが、大丈夫で良かったと思いながら病院から帰宅した。

 

ABOUT ME
精神科医めがね先生
都内大学病院で精神科医として勤務。 大うつ病性障害、双極性障害、統合失調症、不安障害、全般性発達障害、認知症など幅広く診断・治療を行っている。外来・病棟・当直と日々の精神科医療に邁進している。 30代で1児(娘:すーちゃん)の父。すーちゃんは568g(超低出生体重児)で誕生し現在NICU(新生児集中治療室)に入院中。 趣味はサッカー観戦、フットサル、ダンス

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